パフスリーブワンピース:パターンアレンジ
ミニーマウスのワンピースの衿ぐりはかなり深いです。お子さんに着せる時には、下に黒Tシャツを着る場合はいいのですが
夏など暑い時期にワンピースだけで着せる時は衿ぐりがあき過ぎてしまってちょっとおかしいです。
黒Tシャツを下に着せるかどうかは、季節にもよるし作る方の判断・お好みですが、
今回はTシャツを着せない(ワンピースのみで着せる)場合のパターンの直し方を書きます。
例:110サイズ
・前身頃のパターンを写し、前中心から約2.5cm(サイズにより調整)下がったところを衿ぐりの中心として、ネックポイントからゆるやかな線でカーブを描きます。
・いらない布でも紙でもいいのですが、前中心を輪にしてこの形を切り抜き、お子さんの胸元に当てて「このくらいかな」と確認して調整してください。
左右の肩線がお子さんの肩のラインにちゃんと合うように。 このひと手間をかけることで、ご自分の好きな衿ぐりラインを作れます。(写真は型紙用紙を使用。)
・袖のパターンは、袖山の中心から両側に2cmずつ・計4cm(サイズにより調整)をカットします。カットの仕方は型紙の補正(P.8)と同じです。
つなぎ合わせた袖山のラインは、なだらかな線で描き直してください。
・スカートのパターンのスカート丈を好きな長さに変えます。110サイズであればまず110K(ヒザ丈)のパターンを写します。
仮に丈30cmにしたいのであれば、スカートの脇でウエストから30cmを測り、裾からの長さ●を測ります。
この●と同じ長さを、ほぼ等間隔で裾から測って(〇印)、シルシをつけていきます。
・このシルシをなだらかな線でつなぎ合わせて、スカートの裾線を描きます。ロング丈やミディ丈も同様にスカート丈を好きな長さにしてください。
パフスリーブ・ワンピースの作り方・写真図解
写真図解はmixiに掲載します。サイト画像の容量が足りないので、ここに載せられなくて申し訳ありません。
パフスリーブワンピース:身頃のウエスト調整
これはウエストサイズ「のみ」を変更する場合の型紙の調整です。
身頃の型紙の補正は、バストサイズを採寸して、不足寸法や余分寸法の差をプラスしたりマイナスしたりします。
そのやり方はP.3の上段に書いてあります。
脇を「削って」ウエスト寸法を減らす方法は、P.3の下段に書いてありますが、ここでは脇で増やす方法を書きます。
前身頃0.5cm、後ろ身頃0.5cmを増やします。たかが0.5cmでも、4倍すれば2.0cmになります。
身頃のダーツを縫わず、それでもまだお腹まわりがキツいという場合は脇を増やしてください。
掲載の前身頃、後ろ身頃のパターンをトレースします。
裾線を延長します。元の脇線から外側に0.5cmのところに印をつけ、そこから垂直に線を上にあげます(点線)。
立ちあげた線を、元の脇線になだらかにつなげます。